平成23年度  みえこどもの城 子育て講座

    日 時 ・ 場 所   内  容  講  師
第1回 10月1日(土)
13:30〜14:30 
 
みえこどもの城ログハウス 
乳幼児との
心のキャッチボール 
NPO法人「みえ親子・人間関係研究会
親業訓練インストラクター
小林博子さん 
第2回 10月29日(土)
13:30〜14:30 
 
みえこどもの城ログハウス  
乳幼児の健康と安全な生活  高田短期大学教授
宮アつた子さん
 
 第3回   11月13日(日)
13:30〜14:30 
 
みえこどもの城ログハウス   
パパの子育てワン・ツー・スリー  パパナビ代表
草深浩光さん 


第2回  「乳幼児の健康と安全な生活」



2回目の今回は、乳幼児の日常生活全般についての講座です。
講師の先生は、高田短期大学教授の宮アつた子さんです。 

 宮アつた子さんプロフィール

 現在・・・高田短期大学子ども学科教授

 専攻・・・母子保健・健康教育・生命倫理・医療経営

 略歴・・・三重大学医学部看護学科助手
        三重大学医学部看護学科准教授
        ヤナセメディケアグループ執行役員

 保有資格・・・助産師免許・看護師免許・育児セラピスト・
           ABMアタッチメントベビーマッサージ認定インストラクター・
           高等学校教諭1種免許(看護・公民・地理)・
           養護学校教諭1種免許

 ※高田短期大学HPより引用させていただきました




 
会場の様子。

自由に遊ぶ子どもさんを見守りながらの聴講です。

 物陰で授乳しながらお話を聞かれたお母さんもみえましたよ。


     
 「手洗いキット」を使って、みんなで自分の手の洗い残しを調べてみました。感染予防は 家庭から!

汚れに見立てた薬液を手全体にのばし、そのあと石鹸で洗い流します。

きれいになった手に特殊な光を当ててみると・・・
意外と落としきれない汚れってあるんです!

無意識に利き手を使っているので、例えば
右利きの人なら右手に汚れが残りがちだそうです。

手のひらや指に意識が集中するあまり、
手首が洗えていないということも。
普段はもちろん、インフルエンザなどが気になる時期は特に、丁寧な手洗いが大切ですね。
 

「チャイルドマウス」とは、子どもの誤飲防止の目安になるものです。知ってますか? 「チャイルドマウス」
 
1〜2歳の乳児の口径(口を大きく開けた時の直径)は32mm、3歳児で39mmほどです。

この直径に合わせて作った筒形が
「チャイルドマウス」。

この筒を通るものは、小さい子どもの口に入ってしまうということです。

身近なものでは、ラップの芯やトイレットペーパーの芯あたりがちょうどそのサイズです。
チャイルドマウスを通る大きさのものは、手の届かないところに置くよう心がけましょう!

 



 編・集・後・記 

今回の講座の内容は、乳幼児の成長と発達、生活リズム、衛生、危険防止などなど・・・

子育てにおいて欠かせない知識がいっぱい詰まった約1時間でした。
 

1歳を過ぎ、動き回れるようになった頃から、「不慮の事故」が子どもの死因のトップになります。
成長につれ子どもの動きは変わり、危険の種類も変わってきますが、その舞台は主に家庭です。

家の中を見渡し、子どもの動きをよく観察して対策をすれば、ほとんどの事故は防げます。

あるもので工夫をしたり、市販の安全グッズを利用したりして、家の中を子どもにとって安全で居心地のいい環境にしてあげましょう!