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2021.08.17アート・サイエンススペース 活動報告

実験サイエンス!光る蓄光スライム

2021年8月7日(土)~9日(月・祝)、「実験サイエンス!光る蓄光スライム」のワークショップを開催しました!

 

このワークショップは、身近な材料を使って楽しく実験を行うことで

遊びながらサイエンスに親しんでもらいたいという思いで実施しています。

今回はスライムを作りました!

 

用意したのは精製水とPVA(ポリビニルアルコール)、ぬるま湯、ホウ砂。

そして光らせるための蓄光パウダー。

PVAは接着剤や、服をパリッと仕上げるのに使う洗濯のりに使われています。

また、ホウ砂は鉱物の一種で、防腐剤や洗剤に使われています。

どちらも薬局などで買うことができ、身近なところで活躍しているんですよ。

 

まずはサイエンスのお話。

なぜスライムができるのか説明を聞きます。

PVAは分子がくさりの様につながった、プラスチックの一種です。

水に溶かしたPVAにホウ砂を入れると

くさりとくさりの間が、あみ目のようにつながります。

そのあみ目の間に水が取りこまれ、よくのびるスライムになるのです。

 

 

お話を聞いたら、いよいよ実験です。

 

精製水とPVA、着色のための絵の具を混ぜ合わせます。

次にぬるま湯のカップにホウ砂を入れ、溶かします。

これで2種類の水溶液ができました!

 

PVAの水溶液が入ったカップに

少しずつホウ砂の水溶液を注ぎ、わりばしでしっかりとかき混ぜます。

「固まってきた!」

あちこちから驚きの声が聞こえてきます。

 

まとまってきたら、手に出してみます。

「むにゅむにゅする!」

「ヘンな感じ!おもしろーい!!」

 

独特の感触に、みんな夢中で遊んでくれています。

 

最後に蓄光パウダーをまぶして完成!

 

 

ワークショップ終了後、「家でもやってみたい」と

材料やスライムの仕組みを書き留める姿もありました。

 

ホウ砂の量を増やすと固めのスライムに

水を増やすとやわらかいスライムになります。

いろいろ試してみても楽しいですね!

 

アート・サイエンススペースでは、これからも楽しい工作がたくさん!

ぜひ遊びに来てくださいね。